2018年6月14日(木)

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聖書一日一章     イザヤ書 41章

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恐れるな。虫けらのヤコブ。(14節)

預言者は、神が将来、国々を支配するような偉大な王を起こされると預言します。2節では、神が、「だれが一人の者を東から起こし、その行く先々で勝利を収めさせるのか。だれが彼の前に国々を渡し、王たちを踏みにじらせるのか。主であるわたしだ」と言われます。この偉大な王は、イスラエルから見て北東のほうに起ると言うことですから、バビロン帝国のネブカデネザル王か、ペルシャ帝国のクロス王か、どちらかでしょう。どちらにしても、真の神を崇めるような人ではありませんが、神が起こされ、国々を支配させることに違いはありません。そのような王は、長い歴史の中では何度も現れ、歴史上の有名な人物として記憶されています。アレキサンドロス大王、秦の始皇帝、ユリウス・カエサル、チンギス・ハン、ナポレオンなどです。みな、真の神を知らない人ですが、神が起こされた人物であることに違いはありません。

一方、イスラエル人、中でも神をほんとうに信頼する人々に対しては、14節で、「恐れるな。虫けらのヤコブ、イスラエルの人々」と言われます。イスラエルという国が弱小国である上に、神を信頼する人々はその中でも少数派で、偉大な王が攻めて来れば、虫けらのようにけちらされてしまいます。どの時代でも、敬虔な人々は、少数派で、弱小でした。私たちもこの世では、ある意味で、虫けらのように弱いものです。しかし、神を信頼する人々には、神がついておられるのです。私たちは弱くても、神は無敵です。この章にある、神を信頼する人々に対する力強いみ言葉を心に刻みましょう。「恐れるな。わたしはあなたとともにいる。たじろぐな。わたしがあなたの神だから。わたしはあなたを強くし、あなたを助け、わたしの義の右の手で、あなたを守る。」「わたしがあなたを助ける。あなたを贖う者はイスラエルの聖なる者。あなたは山々を踏みつけて粉々に砕き、丘を籾殻のようにする。」「わたしは裸の丘に川を開く。平地のただ中には泉を。荒野を水のある沢とし、砂漠の地を水の源とする。それは、主の手がこれを行い、イスラエルの聖なる者がこれを創造したことを、彼らが見て知り、心に留めて、ともに悟るためである。」

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