2019年2月11日(月)

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聖書一日一章     マルコの福音書 5章

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あなたの信仰があなたを救ったのです。(34節)

イエス・キリストが、墓場で叫び続けていた人から悪霊を追い出されたこと、会堂司ヤイロの死んだ娘を生き返らせられたこと、その衣に触れた長血を患っていた女性がたちどころに癒されたことを記しています。

さて、悪霊につかれた人、長血を患っていた女性、会堂司ヤイロは、みな、言葉に絶する苦しみ、悲しみから救われたのですが、立場も霊的な状態もみな違っていました。ヤイロは、会堂の管理を引き受けるほど、信仰深く、生活基盤もしっかりしていて、会堂に集う人々のいろいろな世話をしていたようです。おそらく、救い主を待ち望んでいたのでしょう。イエスのことを聞いたとき、その方だと思って、頼みに行ったのでしょう。ですから、イエスはヤイロが信じている通りに、御力を働かせればよかったのです。ただ、ヤイロも、娘が死んだと聞いたときには動揺したので、「恐れないで、ただ信じていなさい」と励まされたのです。私たちは、たとえヤイロのようなしっかりした信仰を持っていても、持っていないならなおさら、いつも主に「恐れないで信じていなさい」と励ましてもらう必要があります。

長血を患っていた女性は、病気の上に、世間から汚れているとみなされて卑しめられ、その上、悪い医者にお金を巻き上げられ、お先真っ暗な人でした。イスラエル人ですから、神のことは聞いてはいたでしょうが、医者に盲目的に頼るほど、信仰ははっきりしていませんでした。それでも、「あの方の衣にでも触れれば、私は救われる」と思って触れたら、イエスの力が働いたのです。しかし、これからは信じて歩むように教えられる必要がありました。イエスが群衆の中で彼女を捜されたのは、そのためだったのでしょう。

悪霊につかれた人は、異邦人で、神を知らなかった上に、悪霊に支配され、自分からはイエスを信じることができない状態でした。そこで、イエスはその人の所まで行って、しかも、信じるように勧めるより、まず悪霊を追い出されました。まったく神を知らず、自分からは救いを求めることもほとんど不可能な状況でも、キリストが働かれ、劇的に回心することもあるのです。

テレフォンのお分かち TEL 072-255-0944   鷹取 裕成