2021年7月22日(木)

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聖書一日一章     箴言 27章

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明日のことを誇るな。(1節)

私は今日、1節の言葉が心に留まりました。「明日のことを誇るな。一日のうちに何が起こるか、あなたは知らないのだから。」私たちは、明日のことを考えるときには、明日も今日と同じような日になると思います。平穏な生活をしている人は、明日も同じように平穏な生活ができると思いますし、仕事が調子よく行っている人は、明日も同じように調子よく行くと思います。家族が仲良く暮らしている人は、明日も仲良く暮らすことができると思いますし、健康な人は、明日も健康でおれると思います。しかし、一日のうちに何が起こるか、だれも分からないし、だれも確かなことを言えません。何か大変なことが起こって、今日とはまったく違う明日になるかもしれないのです。私たちは、たとえ今日、困ったことがなく、快適に過ごしているとしても、それを当たり前だと思ってはいけないでしょう。神の憐みによってその幸いが与えられていることを覚え、感謝しましょう。

反対に、キリストはマタイの福音書6章34節で、「明日のことまで心配しなくてよいのです。明日のことは明日が心配します」と言われました。私たちは今日いろいろ困ったことや心配なことがあると、明日はもっと悪くなるのではないか、もうやって行けないのではないかと思います。しかし、一日のうちにどんなことが起こるか、だれも分からないし、だれも確かなことを言えません。予想もしないことが起こるかもしれないのです。キリストを信じて神に愛されていることを確信している私たちは、神の奇跡的助けを期待することができます。そして、その期待は決して裏切られないことを知っているのです。ですから、明日のことは神にゆだねましょう。明日のことを心配するより、明日への備えも含めて、今日しなければならないことがあるので、それを一生懸命しましょう。

テレフォンのお分かち TEL 072-255-0944   鷹取 裕成