2023年4月3日(月)
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聖書一日一章 出エジプト記 36章
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すべての仕事をするのに十分であり、あり余るほどであった。(7節)
モーセはシナイ山の山頂で神から、ご自身を正しく礼拝するための幕屋を造るように命じられ、その仕様を示されていましたが、今、その製作に取りかかりました。そのための材料は、神が、進んで献げる人から集めるように命じられたので、呼びかけたところ、心を動かされた人々がいろいろな物を続々と持って来ました。そして、なおも持って来たので、製作に当たっている人たちはモーセに、「もうあり余るほどです」と言い、モーセは人々に持って来るのをやめさせました。うれしい悲鳴です。徴収するのでも、高く買い取るのでもないのに、人々があり余るほど持って来たのは、聖霊が働かれ、心を動かされたからでしょう。
何をするにしても、必要な物は足りないのが普通ですし、予算は少しオーバーするのが普通です。しかし、聖霊が働き、心を動かされるときには、あり余るほど献げられて、断らなければならないという、不思議なことが起こるのです。
キリストが昇天されて10日後、ペンテコステの祭の日に、弟子たちに洪水のように聖霊が下ると、不思議なことが起こりました。「信じた大勢の人々は心と思いを一つにして、だれ一人自分が所有しているものを自分のものと言わず、すべてを共有していた。彼らの中には、一人も乏しい者がいなかった。地所や家を所有している者はみな、それを売り、その代金を持って来て、使徒たちの足もとに置いた。その金が、必要に応じてそれぞれに分け与えられたのであった。」私たちにも聖霊がもっともっと注がれ、もっともっと不思議な分かち合いが起こっていくように祈りましょう。
テレフォンのお分かち TEL 072-255-0944 鷹取 裕成