2024年8月18日(日)

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聖書一日一章    詩篇 111篇

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ハレルヤ。私は心を尽くして主に感謝をささげよう。(1節)

この詩から118篇までは、どれも「ハレルヤ」という言葉がはいっているので、「ハレルヤ詩篇集」と呼ばれています。この詩では、作者が神について信じている大事なことを並べていて、あたかも信仰箇条のようです。神のみわざは偉大で、神の威光を表わしている。神の義は正義の基準として永遠に変わらない。神のなさることは真実で、公正で、すべての戒めは確かである。神は情け深く、あわれみ深く、ご自身に忠実な人に食べ物や必要な物を与えられる。神はご自身に忠実な人々と契約を結び、その契約を永遠に守られる。神に忠実であることは人生の知恵の基本であると。

さて、1節で、「ハレルヤ。私は心を尽くして主に感謝をささげよう」と言います。「ハレルヤ」という言葉は、何という良い響きでしょうか。良い響きなのは、そのなめらかな音のせいもありますが、それ以上に、「主をほめたたえよ」という意味が快いのです。もやもやしている心をはるか上のほうに、神のほうに引き上げ、もやもやを消してしまいます。キリストを知らなければ、神をほめたたえることを知りませんでした。神をほめたたえることを知らなければ、神に感謝することも知らなかったでしょう。不満と愚痴ばかりの人間だったでしょう。キリストによって目を開かれると、神に感謝することでいっぱいだったのです。私は心を尽くして感謝をささげたいと思います。

テレフォンのお分かち TEL 072-255-0944   鷹取 裕成