2024年10月23日(水)

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聖書一日一章    箴言 17章

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喜んでいる心は健康を良くする。(22節)

喜んでいる心は健康を増進するというのです。それに続いて、「打ちひしがれた霊は骨を枯らす」と言います。望みのない暗い心は、骨まで病気にしてしまうというのです。一般に、健康の秘訣として、バランスのとれた食事、適度な運動、十分な休養と睡眠の3つが挙げられますが、最近、ストレスのために病気になる人が多いことを考えると、喜びのある心は、その3つに勝るとも劣らないでしょう。以前に、あるガンの専門医が、笑うと免疫が活発になると書いていたのを読んだことがあります。免疫は病気にならないために最も重要な仕組みですから、そうだとすると、喜びのある心が健康を増進することが確かです。しかし、喜びのある心は、運動不足だから散歩をするという具合に、簡単に持てるものではありません。世の中には、良いことより悪いことのほうが多く、努力しても報いられないことが多いので、心はどうしても暗くなりがちです。

しかし、キリストを信じる私たちには、喜べる十分な材料があります。キリストはマタイの福音書5章12節で、「喜びなさい。天においてあなたがたの報いは大きいのですから」と言われました。また、ルカの福音書10章20節では、「あなたがたの名が天に書き記されていることを喜びなさい」と言われました。私たちは、キリストによって救われ、天に名が書き記され、天での至福の人生が約束されています。喜ばないわけにはいきません。それは、たとえこの人生が苦労ばかりだとしても、喜べるほどのことです。

しかし、頭でわかっていても、喜べるわけではありません。私たちの心に実際に喜びを起こすのは、聖霊でしょう。ルカの福音書10章21節には、「イエスは聖霊によって喜びにあふれて言われた」とあります。キリストご自身でさえ、聖霊によって喜びにあふれられたのですから、私たちはなおさらです。パウロは、ガラテヤ人への手紙5章22節で、聖霊の実として喜びを挙げています。テサロニケ人への手紙第一1章6節では、「あなたがたも、多くの苦難の中で、聖霊による喜びをもってみことばを受け入れた」と言います。聖霊が内に住んでおられるなら、きっと喜びを与えてくださるでしょう。

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