2025年5月26日(月)
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聖書一日一章 ダニエル書 10章
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見ると、そこに一人の人がいた。(5節)
ダニエルが、ペルシャ帝国のキュロス王の第3年に見た幻です。ダニエルはティグリス川の岸にいましたが、一人の人が立っていました。「亜麻布の衣をまとい、腰に金の帯を締めていた。そのからだは緑柱石のようで、顔は稲妻のよう、目は燃えるたいまつのようであった。また、腕と足は磨き上げた青銅のようで、彼の語る声は群衆の声のようであった。」この姿は、ヨハネの黙示録1章で、ヨハネが見た幻のキリストの姿そっくりです。ですから、ダニエルが見た幻は、マリアから人間としてお生まれになる前のキリストを象徴的に表していると考えてよいでしょう。
このように、マリアから人間としてお生まれになる前のキリストの幻と、昇天し神の右の座に着いておられるキリストの幻が、ほとんど同じです。ということは、キリストが天から来られ、地上で人間の救いのために働かれた上で、天に上られたということをはっきり表していると思いました。
キリストはヨハネの福音書3章13節と14節で言われます。「だれも天に上った者はいません。しかし、天から下って来た者、人の子は別です。モーセが荒野で蛇を上げたように、人の子も上げられなければなりません。」また、ヨハネはその福音書13章3節で言います。「イエスは、ご自分が神から出て、神に帰ろうとしていることを知っておられた。」また、ヨハネの福音書16章28節でキリストは言われます。「わたしは父のもとから出て、世に来ましたが、再び世を去って、父のもとに行きます。」
そのように、キリストは、天から下られた方だから、私たちに、神のことを正しく伝えることができ、神に受け入れられるように導くことができ、神の祝福を受けさせることができるのです。同時に、地上で人として歩んだ上で、天に上られた方だから、私たちの弱さを知り、私たちの求めを神にとりなすことができ、私たちをやがて天にまで引き上げることができるのです。
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