2025年6月4日(水)
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聖書一日一章 ホセア書 7章
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白髪が生えても、彼はそれに気づかない。(9節)
エフライムという名が何度も出てきますが、イスラエルの部族の一つで、北部のイスラエル王国の主導権を持った部族ですが、イスラエル王国を指しています。神は、イスラエル王国の王も人々も高慢で、ご自身に助けを求めず、エジプトやアッシリアに助けを求めて使者を送っていると責められます。
さて、9節ではイスラエル王国について、「白髪が生えても、彼はそれに気づかない」と言われます。白髪が生えることは、老化と衰えの現れであり、それに気づかないということは、自分の衰えに気づかないことです。直前に、「他国人が彼の力を食い尽くしても、彼はそれに気づかない」とあるのと関係があります。つまり、イスラエルは外国に頼っていましたが、頼ると、相手に利用され、国力が衰えているのですが、気づかないというのです。
たしかに私たちは白髪が生えることに気づきませんし、そのように少しずつ老化し衰えていることに気づきません。それは人間の自然な変化なので、何の問題もありませんが、イスラエルの国力が衰えていくように、気づかないうちに悪くなっていくようなことはとても怖いことです。悪魔は人々の心を本人が気づかないうちに少しずつ侵食し、自分のものにして行きます。ペテロはその第一の手紙5章8節で、「目を覚ましていなさい。あなたがたの敵である悪魔が、吼えたける獅子のように、だれかを食い尽くそうと探し回っています」と言います。神を知らない人は気づきようがありませんが、私たちは知っているのですから、目を覚まして、気づきましょう。
一方、気づかないうちに進む良いこともあります。子どもの頃、背が伸びたことは身体測定まで気づかなかったでしょう。信仰の成長も同じです。キリストはマルコの福音書4章26節で言われます。「人が地に種を蒔くと、夜昼、寝たり起きたりしているうちに種は芽を出して育ちますが、どのようにしてそうなるのか、その人は知りません。地はひとりでに実をならせ、初めに苗、次に穂、次に多くの実が穂にできます。」信仰の成長は聖霊によって進むもので、キリストを信じていれば、気づかないうちに成長するでしょう。
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