2025年6月8日(日)

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聖書一日一章    ホセア書 11章

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わたしはあわれみで胸が熱くなっている。(8節)

神はイスラエルの民をずっと愛し、優しくし、養ってこられたのに、人々は神から離れて行き、神が呼ばれても応答せず、頑なに反抗し続けていると言われます。

さて、この章には、神のイスラエルを思うお気持ちが思いっきり表されています。「イスラエルが幼いころ、わたしは彼を愛し、エジプトからわたしの子を呼び出した。」「このわたしがエフライムに歩くことを教え、彼らを腕に抱いたのだ。」「わたしは人間の綱、愛の絆で彼らを引いてきた。わたしは彼らにとってあごの口籠を外す者のようになり、彼らに手を伸ばして食べさせてきた。」「わたしはどうしてあなたを引き渡すことができるだろうか。イスラエルよ。どうしてあなたを見捨てることができるだろうか。」「わたしの心はわたしのうちで沸き返り、わたしはあわれみで胸が熱くなっている。」

神はご自身から離れている人々に対して、怒るどころか、胸が熱くなるほどかわいそうに思われ、何としてでも救おうとされました。それがひとり子キリストをこの世に遣わされた動機でしょう。

テレフォンのお分かち TEL 072-255-0944   鷹取 裕成