2025年7月6日(日)
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聖書一日一章 ナホム書 1章
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わたしは彼のくびきを砕いてあなたから外す。(13節)
預言者ナホムは、この書以外に登場しませんので、どんな人かわかりませんが、1節で「ニネベに対する宣告」と言って、アッシリア帝国の都ニネベの滅びを宣告していますので、ニネベが滅びる紀元前612年以前であることは確かです。2節では、「主は復讐し、憤る方」と言い、ぎょっとしますが、この復讐は、恨みによるものではなく、正しい報復のことです。3節で「主は怒るのに遅く」と言うように、神は優しく、怒りたくない方で、あらん限り忍耐されるので、神が報復されるのは、よほどのことです。反対に、7節で、「主はいつくしみ深く、苦難の日のとりでである。主に身を避ける者たちを知っておられる」と言うように、ご自身に拠り頼む人には、苦難のときにとりでとなってくださいます。
ところで、12節で神はイスラエルの人々に、「わたしはあなたを苦しめたが、もう苦しめない。今、わたしは彼のくびきを砕いてあなたから外し、あなたのかせを打ち砕く」と言われます。イスラエルの人々も神を忘れ、外国にあこがれ、外国の神々を拝み、神に対して多くの裏切りと罪を重ねてきました。当然、神から正しい報復として苦難を受けなければなりません。実際、北部のイスラエル王国は滅ぼされ、南部のユダ王国も追い詰められ、人々は多くの苦難をなめてきました。神は今、突然、人々をアッシリアのくびきから解放すると言われるのです。神が人々に苦難を与えられたのは、苦しめることが目的ではなく、人々が苦難によって、悔い、神に立ち返り、神がご自身を慕い求める人々をくびきから解放するためだったのです。
キリストはマタイの福音書11章28節で、「すべて疲れた人、重荷を負っている人はわたしのもとに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます」と言われます。私たちは様々な重荷を負って、疲れ果てています。すべての重荷は人間が神から離れていることに起因しています。ですから、その解決はキリストのもとに行って、神と結びつく以外にありません。キリストのもとに行くなら、くびきから解放し、休ませてくださいます。重荷を感じるときは、キリストのもとに行きましょう。そこには休みがあります。
テレフォンのお分かち TEL 072-255-0944 鷹取 裕成
