2025年9月25日(木)
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聖書一日一章 ルカの福音書 9章
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あなたがた皆の中で一番小さい者が、一番偉いのです。(48節)
キリストが十二弟子を遣わされたこと、5千人以上の群衆を5つのパンと2匹の魚で満腹させられたこと、ペテロがご自身への信仰を言い表したのをほめ、十字架の死と復活を予告されたこと、高い山に登り、姿が変わったこと、ある人の息子から悪霊を追い出されたこと、死を覚悟してエルサレムに向かっておられたことを記しています。
さて、弟子たちの間で、だれが一番偉いかという議論が持ち上がったとき、キリストは、一人の子どもをご自身のそばに立たせ、言われました。「あなたがた皆の中で一番小さい者が、一番偉いのです。」これを聞いて、弟子たちはあっけにとられたことでしょう。思いもよらぬ考えだったからです。もし弟子たちが自分たちで、だれが一番偉いかと考えれば、一番先に弟子になった者、キリストから一番信頼されている者、話す力や指導力などが一番すぐれている者、町や村に遣わされて一番多くの回心者を出した者、だれよりも祈りに熱心な者などと考えたことでしょう。しかし、キリストの考えはそのどれとも違いました。まるで異次元の考えでした。おそらくこの世のだれも思いつかない考えであり、世の常識をひっくり返してしまう考えでしょう。
キリストの、一番小さい者が、一番偉いという考えは、全能の神への信仰に基づいて初めて理解できると思います。全能の神から見れば、人間の能力や、存在の大きさ、小ささなど、取るに足りません。だれが一番偉いかということは無意味です。また、神は憐み深い方ですから、すべての人を愛しておられ、とくに小さい者を気にかけられます。そして、より多く助けられます。一番小さい者は、神に一番気にかけられていて一番助けられているという意味で、一番偉いと言えます。
神の前では、みな小さい者です。そのことを自覚し、自分の取るに足りない能力や働きによって、自分が偉い者だなどと思わないことが大切です。自分が小さい者、弱い者だと自覚するとき、神が憐れんで気にかけてくださっていることがよくわかるでしょうし、きっと神の助けを体験できるでしょう。
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