2025年9月29日(月)
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聖書一日一章 ルカの福音書 13章
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生長して木になり、空の鳥が枝に巣を作りました。(19節)
キリストの、災難にあった人だけが罪深いのではないという教え、長年腰が伸ばせなかった女の人を癒されたこと、神の国に通じる狭い門から入るようにとの教え、エルサレムに死ぬ覚悟で行くことの宣言を記しています。
さて、キリストは18節と19節で、神の国をからし種にたとえ、言われます。「ある人がそれを取って自分の庭に蒔くと、生長して木になり、空の鳥が枝に巣を作りました。」からし種の一つの特徴は、その成長のすごさです。どんな種より小さいのに、「生長して木になり」、つまり草なのに木のように背が高くなり、枝に鳥が巣を作るというのです。神の国をそれにたとえておられるのは、神の国にそれだけの成長力があるということです。たしかに、初代教会の爆発的な拡大は、それを証明しています。また、現在、世界の隅々にまで福音が伝わり、信じる人々がいることも、それを証明しています。
しかし、私たちの国における神の国を考えると、明治時代に宣教が許されて以来155年、キリスト教徒は人口の1%以内、実際に信仰している人はもっと少ないです。なぜ神の国が成長しないのでしょうか。私はまだ神の時が来ていないからだと思います。そのうち、時が来て、明治維新のような、あるいは太平洋戦争の敗戦のような大きなことが起こり、人々の心が揺り動かされ、キリストのもとへ救いを求めてやって来ると信じたいと思います。
からし種のもう一つの特徴は、水気のある地に蒔けば、何もしなくても成長することです。養分をやる必要も支柱を立ててやる必要もありません。種のうち優秀なものは高くなるが、他は人の腰ぐらいにしかならないということもありません。一つ一つが成長する性質を持っているので、みな成長するのです。神の国も同じです。神の国自身が成長する性質を持っているので、自然に成長するのです。クリスチャンの努力が足りないからだめだとか、このやり方でないとだめだとかいうことはありません。神の時が来れば、多くの人が道を求めてやって来、キリストを受け入れ、信仰的に成長し、ほかの人をキリストのもとへ連れて来、神の国が大きくなってゆくことでしょう。
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