2026年3月12日(木)
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聖書一日一章 ヤコブの手紙 4章
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神に従い、悪魔に対抗しなさい。(7節)
ヤコブはここでは、クリスチャンたちの内面的な問題について、深いアドバイスをしています。クリスチャンたちの間で争いがあるのは、それぞれの内に戦う欲望があるからで、そういう戦う欲望があるのは、世を愛するからだと言います。さらに、世は神と敵対しているのに、その世を愛するのは、神に敵対することであり、あえてそんなことをするのは、高ぶっているからだと言います。それゆえ、へりくだって、神に近づくように勧めます。また、未来のことを確かなことのように言うのも、高ぶっているからで、へりくだって、「主のみこころであれば、生きて、あのことをしよう」と言うように教えます。
さて、7節では、「神に従い、悪魔に対抗しなさい、そうすれば、悪魔はあなたがたから逃げ去ります」と言います。神に従って悪魔に対抗すると、悪魔が逃げ去ると言うのですが、そんなにたやすく逃げ去るでしょうか。私の悪魔についての印象は、ヨハネの黙示録12章で描かれている巨大な龍のような、強くて恐ろしい存在です。ハイエナのように、獲物を求めて集まって来ても、大声で追い払えば逃げて行くような弱虫ではありません。
これは、神に一生けん命従って、全力で対抗すれば、悪魔が逃げ去るということではないと思います。ヤコブがこのように励ましているクリスチャンたちが、キリストに贖われて神のものとなっていることが鍵でしょう。詩篇105篇15節で、神はご自身の民について、権力者たちに、「わたしの油注がれた者たちに触れるな」と言われます。ご自身のものだから、「わたしのものに触れるな」と言われるのです。神は、キリストに贖われ、ご自身のものとなった人々についても、同じことを言われるに違いありません。強くて何も恐れない悪魔も、神だけは怖くて、恐れビクビク震えているので、神が「触れるな」と言われるなら、悪魔は逃げないではおれないのです。私たちは弱いもので、悪魔にとても対抗できませんが、神が、「この者はわたしのものだ。わたしのものに触れるな」と言ってくださるので、悪魔は逃げ去るのです。
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