2026年3月15日(日)
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聖書一日一章 ペテロの手紙第一 2章
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あなたがたは選ばれた種族、王である祭司です。(9節)
ここでは、キリストを信じる人が神からどんなに尊ばれているかを語ります。
2節では、「生まれたばかりの乳飲み子のように、純粋な、霊の乳を慕い求めなさい」と言いますが、この言葉は、キリストを信じる人が神の子どもとされていることをほのめかしています。聖霊によって新しく生まれ、生まれたばかりの赤ちゃんのように神に愛されているのです。
5節では、「あなたがた自身も生ける石として霊の家に築き上げられます」と言います。「生ける石」というのは、聖なる神殿に使われている厳選された石のような、生きた人という意味で、その前の節でキリストのことも「生ける石」と言っていますから、どれだけ尊重されているかがわかります。
9節では、「あなたがたは選ばれた種族、王である祭司、聖なる国民、神のものとされた民です」と言います。まず、選ばれたものであることです。優秀だから選ばれたのではなく、「可愛そうだから救ってあげよう」という憐れみによって選ばれたのです。次に、王であり、祭司であることです。旧約時代のイスラエルでは、政治の面で最高の位が王であり、宗教の面で最高の位が大祭司で、祭司はその助手でした。いずれにせよ、高い位です。そして、「神のものとされた民」であることです。神がご自分のものとされた人々だというのですが、だれでも自分のものは大事にするように、神がご自分のものとして大事にされる人々だというのです。キリストを信じる者としては、恥ずかしいかぎりです。
ペテロは、11節では、キリストを信じる人を「旅人」であり「寄留者」だと言っていますが、神から先に見たように尊ばれているなら、この世にほかの人と同じように根を張るのは無理と言うものです。ある程度この世から浮くのは仕方がありません。また、13節以下で、この世の人々の不当な扱いを我慢するように言っていますが、神にそんなに大事にされているのなら、それくらいは我慢しなければならないのではないでしょうか。
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