2019年8月19日(月)

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聖書一日一章     ヤコブの手紙 5章

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正しい人の祈りは、働くと大きな力があります。(16節)

ヤコブは、社会の不正に目を向け、金持ちたちが労働者たちをだまして、賃金を払わず、不正にお金を得て、ぜいたくに暮らし、快楽にふけっていることを告発します。また、犠牲になっている貧しいクリスチャンたちには、忍耐するように励まします。「兄弟たち。主が来られる時まで耐え忍びなさい。」「心を強くしなさい。主が来られる時が近づいているからです。」そして、旧約聖書のヨブの忍耐に習うように勧めます。ヨブは、家族も財産もすべて失い、病気になって路頭に迷いましたが、神をのろわず、忍耐して待ったところ、健康も家族も財産も回復されました。ヨブのように、神を信じ、忍耐して待つように、そうすれば、やがてあわれみに満ちた神が豊かに報いてくださるというのです。この世では、様々な社会悪があり、クリスチャンも苦しみを味わうことが多く、生きている限り、忍耐が必要です。

13節以下では、祈りの力について話し、祈りを勧めます。「苦しんでいる人がいれば、その人は祈りなさい。」「病気の人がいれば、教会の長老たちを招き、祈ってもらいなさい。信仰による祈りは、病んでいる人を救います。」「正しい人の祈りは、働くと大きな力があります。」「エリヤは私たちと同じ人間でしたが、雨が降らないように熱心に祈ると、三年六か月の間、雨は地に降りませんでした。それから彼は再び祈りました。すると、天は雨を降らせ、地はその実を実らせました。」「祈りなさい」と言われても、祈りの力を知らないと、祈ろうという意欲が出てきませんし、祈っても、弱々しい祈りしかできません。祈りの力を知ると、言われなくても祈りますし、必ず良い結果になると思って祈れます。私自身、クリスチャンになったときから祈っていますが、祈りの力を少し知ったのは、数年経ってからで、それから50年ほど経った今、やっと祈りの力を実感するようになっています。

ところで、この祈りの力を知ることと、忍耐することとは、無関係ではありません。虐げられるときに、忍耐するのは難しく、短気を起こしてしまいます。しかし、祈りの力を知っていると、祈ると、神が働かれる、待っていれば、一番良いようにされると思って、忍耐することができるのです。

テレフォンのお分かち TEL 072-255-0944   鷹取 裕成
神の恵みが豊かにありますように