2024年4月25日(木)

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聖書一日一章    ヨブ記 38章

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おまえの高ぶる波はここでとどまれ。(11節)

ヨブと親友たちが沈黙した後、エリフという若者が語っていましたが、ついに神ご自身が語られます。神は「知識もなしに言い分を述べて、摂理を暗くするこの者はだれか」と言って、ご自身の摂理、つまり世界を創造し動かしておられるその働きに対し、わからないのに言い分を述べるヨブを叱られます。そして、ご自身の摂理のすごさを示すために、自然界の様々な不可思議な現象を挙げられます。これらの現象の多くは、現在では、自然科学の研究によって解明されています。しかし、研究が進めば進むほど、新たなさらに多くの不可思議な事実がわかり、不可思議なことがかえって増えています。

さて、神は11節で、海を創造したとき、境を定め、「ここまでは来てもよい。しかし、これ以上はいけない。おまえの高ぶる波はここでとどまれ」と言ったと言われます。自然の秘める力はものすごいもので、その力がそのまま出ると、人間など簡単に全滅してしまうので、限界を定め、それ以上出ないようにされるというのです。私たちは東日本大震災や能登地震において、自然の大きな力に圧倒され、人間の無力さを感じましたが、それでも過去から現在までのあらゆる地震のマグニチュードが9を越えないのは幸いです。10年程前にマグニチュード12の地震が世界を襲う映画がありましたが、マグニチュードが1増えると30倍で、3増えると2万7千倍で、人類が滅亡するレベルです。そんなことが起こらないように、神が自然の力を止めてくださっていることを覚えます。新型コロナウイルスの流行は大変でした。世界中で多くの人がなくなり、重症化で苦しんだ人も多く、病気の苦しみだけでなく、客が来なくなり、収入が激減した人も少なくありませんでした。それでも、エボラ出血熱のような強烈な感染症の世界的なパンデミックが起これば、とてもこの程度では済まないようです。そんなことにならないように、神が自然の力を止めてくださっていることを覚えます。人間の力はけっして強くありません。それなのに、情報が増え、知識が増えたことで、人間は自分たちが世界を支配しているのように錯覚し、高ぶっているのではないでしょうか。人間こそ、「おまえの高ぶる波はここでとどまれ」です。

テレフォンのお分かち TEL 072-255-0944   鷹取 裕成
神の恵みが豊かにありますように